2015-05-22 迫害とテロリズムの罪と罰、そして、正義とは?<序章> 世界情勢 <序章> 迫害する者は、「自分が迫害をしている」という認識がない。なぜなら、その者は「それを実行するに足る正当な理由が存在する」と信じているからである。 テロリズムを実行する者は、「自分がテロリズムを実行している」という認識がない。なぜなら、その者は「それを実行するに足る正当な理由が存在する」と信じているからである。 予め記しておくが、この文章では迫害やテロリズムの善悪について考察するものではない。迫害やテロリズムが善である、悪である、という単純な帰結には到底、至らないからだ。